Society for Color Therapy Studies
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国際色彩診断治療研究会会長 加島春来(かしまはるき)

 1930年愛媛県松山市に生まれる。1946年8月満州国鞍山市より引き揚げ、東洋針灸専門学校後、所沢市狭山ヶ丘で針灸院開業。1975年、株式会社東洋医学健康センター代表取締役。1997年加島色彩研究所設立。1997年10月、バイ・ディジタル・O−リングテスト国際学会で色彩診断治療に関する研究成果を発表。。同時に、「加島パワーテスト」による、松果体システムの解析を完成。1998年11月「
国際色彩診断治療研究会」を設立。現在に至る。全日本針灸学会会員。日本良導学会会員。

This site is aimed at comprehending the splendid "Color Therapy" I have involved in. At present, "Society for Color Therapy Studies" consists of approximately 100 members throughout Japan, and they are struggling with various intractable diseases. I'm sure the therapy attracts you. And I heartily hope that it can contribute to many patients suffering fromthe incurable diseases.
ごあいさつ
 今日の医学を取り巻く環境を見てある著名な科学者は、「物理学は20世紀だが、医学は19世紀である」と評したといいますが、そう言われても仕方がないのが現況でしょう。これからは、医療費が安く、心地よい治療で副作用も なく、しかも治療効果も上がるという医療が求められています。現在でも、そのような試みは行われているのですが、まだ現実のものとはなっていません。そのような意味から、これから紹介する「色彩診断治療」を新しい医学へ の挑戦と考えていただきたいと思います。「色彩診断治療」とは、文字どおり色(カラー)を用いて痛みを取り除いたり、病気を治そうという、これまでには全く考えられなかった治療法です。当然世界初の試みでもあります。薬の薬効成分と同じように効果がある色を用いて病気を治す、つまり服薬せず色を身体に貼るだけで病気が治ったとした ら、また服用した薬の効能を生かす役割をしてくれるとしたら、これほど素晴らしいことはないでしょう。患者さんにとっては、検査で辛い思いをしなくてもカラーで診断ができる症状があり、薬の心配もなく費用だって安く済みます。たいがいの人は、そんな治療法がありうるのかと疑問に思われるかもしれません。しかし、これは決して荒唐無稽な 話ではないのです。私は今日まで、中国医学を基礎として、このような「夢の医療」 の実現を信じ挑戦し続けてきました。そして、現実に第一歩を踏み出すことができました。つまり、実際にこの色彩診断治療法を日常の治療に用いて、驚くべき結果を数多く上げることができたのです。
 そこで今回、私が今まで取り組んできた「色彩診断治療」の素晴らしさをより多くの人たちに知っていただくために 本ホームページを開設することにしました。私は、このホームページを見た方々が
「色彩診断治療」に興味もち、1人でも多くの患者さんがこの治療法で救われれば幸いであると願っています。現在、「国際色彩診断治療研究会」の会員数は北海道から沖縄まで約100名におよび各病院で先生方が難病に取り組んでおられます。                             
 更なる飛躍に向けて・・・
世相の厳しい中にも、カラー治療は確実に発展してきましたことは、これも先生のご協力の賜物と心から御礼申し上げます。
一昨年は、韓国ソウル中央大学大学院で「色彩診断治療とは」について加島が講演しました。(国際色彩診断治療研究会韓国支部創立記念講演)11月13日の産経新聞(栃木版)1/2ページに亘って、岩渕先生のプロフィールとオーリングに深める確信として色彩治療として記事が掲載されました。11月24・25日東京で開催された、日本東方医学会で「小児科開業医の診療と伝統医学―伝統医学による生活指導と色彩治療について――続報」を子供病院の二口先生が発表されました。11月17・18日福岡市で開催された、第19回日本歯科東洋医学会学術大会で、ワークショップで「色彩診断治療法」について家永先生が発表されました。何れも多くの先生に色彩治療について関心を与えました。今年は東西診療所治未病センターの林博文先生が4月にアメリカで行われる国際代替相補医学会で、「乳癌から頭蓋骨及び硬膜転移をきたしたことによる疼痛を軽減した一症例」と題して色彩治療を発表することになりました。これを機会にアメリカでも色彩診断治療についての関心が高まることと思います。

このように各先生の発表は色彩診断治療の普及に大きな役割を果たしております。これからも機会があれば、どんどん発表をお願いいたします。科学的裏ずけがなくても、臨床上確実に効果をあげ、しかも再現性があることは科学的であり、話題のEBMであるといえるでしょう。

今年は、経絡の選び方や経穴の取穴の仕方で、治療効果が驚くほど違うことが昨年来の研究でわかってきました。カラーの効能を100%生かす為にもカラー貼付の方法が重要な役割をもっています。貼付仕方によっては相殺作用を来たし、折角効果のあるカラーの生命を閉ざすといったことになりかねません。より一層の治癒効果を高める為に、より最高の取穴方法など先生方の御経験をご連絡くだされば、会として会員の先生にお知らせしていきたいと考えております。そうして効果の少ない疾患に対して、より詳細に異常細胞の発見とカラーの組み合わせによる効果の度合い等、全力をあげて研究したいと思います。その点についてもお気付きのことがあれば、どうか御指導の程、よろしくお願いいたします。

トピック(最新研究論文)
ナノテクノロジーの医療とカラー治療

医療全ての細胞はナノスケール(1nmは100万分の1mm)の要素から組み立てられた構造物である。すなはち、タンパク質、核酸、その他の複雑な生体分子から構成されている。普通生物そのものをナノテクノロジーとみなさないが、そこまで分子医療として考察していなかった。カラー治療ではすでに分子生物学的な先進的ナノテクノロジー医療を行っているといえる。さらに分子単位の精密さで物質を組み立てることができれば、人体の分子レベルでの修復が上げられる。医療用のナノロボットによってウイルスやガン細胞を破壊し、壊れた組織を再生し、膿に蓄積された老廃物をの除去を行い、若く健康な肉体を取り戻すことができる。更に驚くべき応用の可能性として、機能停止状態(死亡)で保存されている人体の修復と復活ができることもありうる。21世紀の最先端医療としてナノテクノロジーは研究され、将来は医療を根本的に変え、最先端を行く医療として重要な役割をすることは間違いない。現在研究されているものとして、まだ現実ではないが将来の可能性として、磁石の名札、カレンチバーによるセッシング、金属粒子によるバイオ診断、ナノスケールのバーコード等が期待される。この中でもナノスケールのバーコードは診断に考えられているがまだ夢想の世界である。したがって診断だけでなく治療としても最高の方法であることが科学研究者にはそこまでわかっていない。このようなナノテクノロジー世界を既にカラーを用いて実践し大きな効果をあげていることは、ナノテクノロジー医療に対して理想で無く現実であるという明るい指針を与えている。ナノスケールのバーコードについては、量子ドットのサイズを変えることで、発する蛍光の色を調節し、様々な色を発する量子ドットを一つのラテックスビーズに詰めると、どんなに種類の多いプローブに対してもそれぞれ識別可能な標識をつけることが可能になる。ビーズに光を当て、発せられた蛍光をプリズムに分光すればビーズ中の量子ドット組成に応じた波長と強度を持つスペクトルパターン(カラーバーコード)が得られる。このカラーバーコードは量子ドットの組成ごとに異なるので、ビーズの識別、ひいてはそのビーズに結合しているプローブを特定できる。理論上は10億通りのカラーバーコードが可能であると報じている。これは診断方法であるが、即治療にもなることは我々のカラー診断治療がすでに証明している。異なるサイズの量子ドット(半導体ナノ結晶)のサイズを調節すれば、光の照射を受けて発する蛍光の色を決められる。もう少し端的にいえば、異なるサイズの量子ドットを異なる生体分子に結合させれば、同じ光の照射でも別な色を発するので、夫々の分子を独立に追跡できる。別のいいかたで言えば細胞はそれぞれの任務を持ち分裂、増殖、自殺を行いながら維持している。したがって夫々の細胞は活動電位があり異なった波長を出している。この波長を色に置き換えたのがカラー探索棒である。カラー治療の原理はこれに当てはまる。無機物のナノ結晶がいかに役立つかの手本は磁性細菌である。磁性細菌の仲間は、水中や水底の泥の中に生息し、ある決まった深さでしか繁殖出来ない。生息に適した位置より浅い場所では酸素が豊富すぎて都合が悪く、逆に深すぎると酸素が少なすぎて、これまた都合が悪い。生息に適した深さから外れた場合、一般の細菌と同じように、鞭毛モーターの推進力で戻る。問題は重力が本質的に影響を与えないミクロの世界で水中を漂う細菌が、上下を区別できるのは磁性細菌の体内に存在する微妙な構造物にある。この構造物は直径が35~120nmの磁性結晶が約20個、鎖状につながり、磁性ナノ結晶があつまることで、羅針盤として機能している。地球上の殆どの場所で地磁気には傾きがあるので、磁性細菌は体内のミニチュア羅針盤で自分に適した位置を求めて、地磁気に沿って上下に移動する。地球上の生物にも太陽の黒点等により微妙な地磁気の変動が生体にも影響する。これらの影響を磁束量子として捕らえたのが不定愁訴の探索棒である。私はある特定の人に見られる不安感や霊障といわれる心理効果は、人間は磁性細菌のように自由に適応した地磁気の変動波長範囲に移動できない。生体内にある磁性粒子が地磁気の変動に応じられない為、地磁気に対する許容範囲の差が、過敏に反応する人と、しない人の違いではないかと考える。

ドイツのグループとカリフォルニア大学のバークレー校研究室では病原体のような特定の対象物を検出するのに磁性ナノ粒子を利用しようと考えている。それは特定の標的にだけ結合する抗体を選び、次に抗体分子に磁性粒子を目印(プローブ)として結合させることで、検査の迅速化を図っている。現在使われている蛍光標識プローブを用いある特定の色の光だけ吸収して励起し、特有の光を発する「蛍光標識物」を用いる方法で標識物の構造や特性を変えることによって蛍光の色調を広範囲に調節できる。これらの色を細胞ごとに調節したものが重層カラーであると考える。

タンパク質分子の非常に小さなサイズのかけらが、半導体ナノ結晶、を量子ドットと呼ばれるが、量子ドットは量子力学の世界で、原子中の電子がある不連続なエネルギーレベルに拘束されるというルールと同様の事象である。蛍光を発する有機色素分子は、基底状態の電子が励起状態に遷移するエネルギーとぴったり一致した光子(フォトン)だけを吸収する。つまり、有機色素が吸収するのは、吸収エネルギーの相当する特定の波長(色)の光に限られる。そして、光子の吸収で励起した電子が低いエネルギー準位に戻る際に、蛍光を発する。

量子ドットのような半導体ナノ結晶には、従来の有機色素分子にくらべて、利点がある。有機分子の最大の欠点は耐光性が低く、すぐに分解する点だ。この小さな無機結晶体は有機分子に比べて、光励起と蛍光発光を何度も繰り返させるだけの耐久性がある。したがって長時間スケールで細胞や組織で何が起きているか追跡できる。しかし、半導体ナノ結晶の素晴らしい点は、サイズを微細にして様々な色をだせるところにある。細胞内にあるたくさんの分子機械の中でナノマシンの傑作が4つある。リボソームは細胞にとって非常に重要である。リボソームはリボソームRNAトいうタンパク質から出来ていて、情報(核酸)と作業(タンパク質合成)を仲立ちする。驚くほど巧妙に作られた機械で、mRNAに蓄えられた情報を使ってタンパク質を作る。二つめは葉緑体で、食物細胞やシアノバクテリア(ラン藻)に含まれる。大きな構造体で、内部には規則正しく分子が並んでいる。配列分子は、感度のよい光りアンテナとして働き、太陽光の光子を集め、細胞内の多くの作業に使う科学燃料を生み出す。葉緑体は水を酸素に転換するが、生命の誕生で大気が“汚れた”というのは、この酸素の為である。私たち生物が頼りにしている酸素は、もともと細胞の光り収集の排泄物だったわけである。3つ目は細胞内のエネルギー工場と呼ばれるミトコンドリアである。細胞にグルコースとして蓄えられた有機分子を上手に燃焼して、システムに必要なエネルギーを生み出す。電気モータが電線から電子を引き込んで動くのとは違い、ミトコンドリアが作り出すATP分子は拡散で細胞内に広がり、多くの生命活動に本質的な貢献をする。4つ目はバクテリアの鞭毛モーターである。日常使っている電気モーターによくにている面白いナノマシンである。鞭毛モーターは高度に構造化されたタンパク質の集合体で、多くのバクテリアの細胞膜に埋めこまれており、回転運動をして鞭毛を回す。プロペラのように働いて細胞を水の中で推進させる。鞭毛モーターはATPを分解して分子の形態を変化させ、水素イオンの流れを使って、巧妙に出来た分子部品と組み合わせてタンパク質シャフトを回転させている。このように細胞分子は全てナノ工場であるといえる。サイズが違っても同じ光で励起できるので、混在する全ての標識分子を一度にモニターすることができる。しかも人間の松果体、脈絡叢はこの様なナノスケール微粒子を探知する事ができる。量子ドットは様々な生体分子を異なるサイズ、すなはち異なる色の結晶で標識できる。

例えば、ATP分子の過不足を捕らえコントロールする為のカラーの作成等。これらを色に置き換え作り出すことは、未来の医療である量子ドットの草分けとしてレールの役割を充分果たしている。この作用がパワーテストであり、0−リングテストである。

これらの理論から押してカラー治療は、全ての細胞変異を色として捕らえ、光励起と蛍光発光を繰り返し、的確に細胞変異を捉え同位相の発光を常時行い、異常細胞を攻撃し逆位相により0点とすることができる。いわゆる治癒の決め手となる。
参考文献 日経サイエンス 2001/12
実現近づくナノ医療 A.P.アリビサートス
2001年10月27日

EBMと色彩治療

最近EBMが盛んに言われている。EBM(Evidence-based Medicine)の提唱者の一人である英国オクスフォード大学のSackett医師はEBMを「現今の最良の証拠を、良心的、明示的、そして妥当性のある用い方をして、個々の患者の臨床決断を下すこと」と定義している。病態生理学的な理論や、医師個人の経験や勘やコツいったものにたよりがちであったが、これからは、科学的にデザインされた実証的研究の成果をエビデンスとして重視し、これにもとずいた診療を行っていくといったものである。日本では科学的な根拠にもとずいた医療と約されているが、日本のようにヒエラ
ルキー構造のある医学界では大変なことであると考える。まず科学的根拠であるがどの程度までできるかである。根拠の医療といいながら、常識とされていたものが何の根拠もないことが明らかになったりすることも多い。一つ一つ取り上げれば根拠ある医療は20%に満たないのが現実であるといわれる。

現実によくある日常茶飯事に行われていることに、患者は具体的に症状を訴えているのに現在の医学水準の検査データーで正常範囲にあれば「異常ありません」と診断され、なお、かつ異常を訴えれば精神的なものとしてかたづけられる。患者の実情を具体的に把握しようともせずデーター処理で解決を急いでいる。実にこれが常識化している。これは科学的根拠でもなんでもない。まさに自分の知っている医学水準が最高であるとの誤った思い込みである。まだ人間の細胞自体わからないことだらけなのに、何故に結論づけられるのだろうか。比較的に多い肩こりや腰痛に至っては、牽引かコルセット、鎮痛剤、抗炎症剤であるが、その有効性は証明されていない。にもかかわらず医療の常識としてやっている。多くの患者は痛みが治らない為に、高い治療費を払ってまで鍼灸や整体、整骨院に通う現実しかりである。そこには患者との具体的なコミニュケーションはとられているだろうか。痛みに対してなぜ痛みが取れないのかを、分析しているのか。ではどの方法があるのか、またその方法の治癒確立はどの程度なのか。等、あらゆる角度から見直していくのがエビデンスだと解する。常識の枠外は全て否定するといった暴挙は、平気でまかり通っているのが現今の医学の世界である。これもヒエラルキー構造の産物であると考えてよいのではないか。有名なロケットの糸川英夫博士が「新・逆転の発想」の中でじつに面白いことを書いているので紹介する。「幼稚園から始まって大学まで出ても、幸いにしてあまり一生懸命勉強しなかった人には、カンが残っている。勉強していい成績をとった人は、時々カンが退化して、とっさのときに逃げる情勢判断が出来ない人間になってしまう。本来ならアフリカにいた猛獣が、檻の中に入れられて餌をもらって毎日飼育されたようなものである。ライオンや虎は、六ヶ月檻の中に入れると、帰れといって檻から出そうとしても出ないそうである。外を怖がって、犬が吠えても,ビックリして逃げるそうである。おどおどして自分で餌を発見する能力がなくなるそうである。つまり生存の為に一番重要なことは知識でなくカンだと思う。年とともにお金がたまる。不動産も出来て家族の数も増えて、世間的な名声も出来て、地位が安定する。地位が安定するということは、自分が檻の中に入れている訳だから、ジャングルの中にいる猛獣と違ってカンが鈍る。カンが鈍るということは判断力がなくなることである。つまり中高年は年齢の故に能力が落ちるのではない。年齢の上にあぐらをかくから、生活が安定するから、性能が低下すると思う。だから私は安定したらだめだと思う。戦後飛行機屋を止めたときに、自動車会社に行けば、かなりの給料がもらえると思ったが、しかし給料をもらったら頭がボケるとおもったので、ジャングルで戦うべきであると、病院勤めをやった。工学部をでて病院に勤めるとインターンにもなれない。朝6時半に出勤して、16、7の看護婦さんと毎朝床を磨くのである。病院では回診の大名行列がある。ご回診のときに、そのシッポにもつけず、来る前に床を磨いておく係りである。そういうときに何を考えるか。食べるものはほとんどなく、お金もなくなって、私はこれで食べなければならない。そうなるとあの医者ども頭の中は空っぽの癖に、いまに見てみろ、今に彼らの考えない医学の原理を発見してやる。と毎日そう思うので、先が見えてくるのである。それで考えたのが、むち打ち症の診断技術である。自動車を沢山作るようになったら、道路が渋滞し、追突事故が増えるのは目に見えている。追突するとムチ打ち症が出るので、ムチ打ち症に絞ったのである。そこで医者のところに相談にいったら、日本にはまだ自動車が少ないので、ムチ打ち症になる人などない。そんな医学はあり得ないと、剣もホロホロに扱われた。それでも10年経ったらものになったがアメリカのほうではモータリゼーションで、車が沢山走ってムチ打ち症が出ているので、シカゴ大学から招かれた。シカゴ大学の医学部で、ムチ打ち症の診断技術の講義をしたのであるが、そうなると現金なもので、日本にいたときには、相手にしなかったくせに、アメリカから帰ってくると東北大学、京都大学、東京大学から講義に招かれた。そこで暫く講義をしたのだが、又馬鹿馬鹿しくなり、これは駄目だと思った。自分を又檻の中に入れてしまうと思ったので、やめて、ロケットを始めて、そして99%歩く仕事ばかりやってきたのである。危機にはカンが働く。常にこのような危機意識はカンを研ぎ澄まし、死ぬまで能力は上昇する。決して年をとったから能力が落ちることはない」と書いている。非常に興味深い警告である。また、傑出した創造性や個性を発展さす阻害する因子として集団順応思考がある様に思う。ニューズウィーク2002年1月9日に、エコノミストのエドワード・リンカーンは、新著に「老化する日本―遅々として進まない経済改革」のなかで「日本の子供は幼稚園に入る頃にはもう、集団に属することが如何に大切か、集団で行動する際には、場の微妙な空気を読み、メンバーの力関係に十分注意することが如何に大切かを、やさしくかんで含めるように、だがしっかりと教え込まれる」実によくみている。企業、医療の世界でも上司の顔色を見ながら、常に周囲を気にしながら、いいアイデアがあっても、上司に嫌われては、と思い引っ込めてしまう傾向はいたるところで見られる。このような閉鎖的な系列は、速やかに一掃すべきである。

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